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1000万DL超え!スマートエデュケーションの事業と採用が3年前と比べて大きく進化していたよ

こんにちは。タクスズキ(@TwinTKchan)です。

 

ブログ「らふらく」で過去にたくさん紹介していたスタートアップ。その中から、ランダムに選んで今はどんな事業をしてるのか?人を採用できるくらいの規模になってるのか?なんてことを書いていくこのシリーズ。

今回は、その第一弾です。そして、その一発目に紹介するのが教育系のアプリを開発する株式会社スマートエデュケーション。

 

今は、どんな感じになっているのか検証してみたいと思います。

当時は、売り上げランキング上位にいた

 ちなみに、ブログではこんな感じで紹介していました。

「おやこでリズムえほん」、「おやこでスマほん」などの教育系アプリを手がける会社です。カテゴリ別のランキングでは、何度も1位になっていました。

最近は、大人向けの教育系サービスが盛んになっていますが、これから幼児向けの教育というのも注目が集まるかもしれません。

幼児向けというのは、感覚的(視覚的)なものなので、言語が関係なく、世界展開も狙いやすいのではないでしょうか。

参照:株式会社クラウドワークス、freakoutなどイケてるスタートアップ7社に注目!求人を出す企業も

 

当時勤めていた会社で、教育系サービスを運営している部署があってそこに行きたかったので、教育系を注目してたんですよね。

他だと、キッパーとかスクーとかを見て気になるところは調査してました。

 

そうやって調査している中で、スマートエデュケーションがすごいと思っていたのはiOSの売り上げランキングでいつも5位以内にいたこと。

 

当時は、怪獣のアイコンのアプリ(名前忘れた)が上位に来ていて、当時会社で作っていたアプリと競っていたのをよく見ていましたね。

 

そうやって、当時から注目していた会社。今、何をやっているのか、採用はしているのか?などを3年ぶりに確認してみます。

 

アプリが1000万DL突破

今の状況を理解するのに一番役だったのがこちらの記事。

horiemon.com

 

この中で語られていて、衝撃的だったのが、アプリの総ダウンロード数が1000万を超えたこと。

その要因は3つで、1つがアンパンマンなどのIPを使ったアプリを出したこと、もう1つは海外展開を始めたこと、そして最後の1つがアプリストアでフューチャーしてもらえたこと。

 

キャラクターを使ってアプリを横展開

まず1つめですが、スマートエデュケーションの主力アプリだった「リズムえほん」「リズムタップ」シリーズにおいて、有名キャラクターを取り入れて横展開をしていったんですよ。

 

それが、「おやこでうたって!おどって!アンパンマン」、「ドラえもん おやこでリズムパッド」のように。

 

このように、基本システムに認知度のキャラクターを入れたことでダウンロード数を伸ばしていったのです。

 

子供向けアプリは海外展開しやすい

あと2点目は海外展開。

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こんな感じで海外にアプリを出してました。

 


Gocco Playroom - Fun & Interactive Playhouse for Kids By SMART EDUCATION, LTD.

 

このように、海外展開に成功したのは、知育アプリというのは感覚的に操作できる(言語を使わない)ので、日本と海外関係なく使ってもらえるんですよ。

 

これは、3年前に僕が指摘していた通り(ドヤ顔)。

 

感覚としては、カジュアルゲームに近いですね。アングリーバードとかロードランナーとか。こうしたグローバルに使ってもらえるジャンルってやっぱ広がりやすいですよね。

 

AppStoreでのフューチャーで広まった(ノンプロモ)

さらに、スマートエデュケーションのアプリがすごかったのがAppStoreでよく「おすすめ」のところでフューチャーされていたこと。

 

ここに掲載される基準は不明ですが、インタビューの中で池谷代表はこう答えています。

 

小さなお子さんやご家庭にいるお母さん方って、まだまだスマホやタブレットの利用率が低いですよね。だけど、うちのアプリみたいのがあると、そういう人たちも使いやすくなる。だから、フィーチャーにつながっているのではないでしょうか。

 

このように3つの要因でアプリのダウンロード数を伸ばしてきたスマートエデュケーション。3年前からぶれずに教育に関するサービスを提供し、順調にユーザーを増やしています。

 

その結果、資金もいろんなところから調達しているんですよ。

 

藤田ファンドから4億ほど

僕が記事を書いた時点で、スマートエデュケーションの資金調達総額は3億4916万2000円でしたが、それ以降で大型の資金調達をしています。

 

それがサイバーエージェント社長の藤田さんによる「藤田ファンド」からの投資。これで資金調達額は5.5億円になりました。

 

ちなみに、ここで投資を受けられたのは、代表の池谷さんが元・シーエー・モバイル(サイバーエージェントグループ)の出身であったことも大きいようです。

 

売り上げには波があって会社もピンチだった

このように、順調に調達をして、スタートアップとしてうまくいっているように思えますが、売り上げで見るとそうではないようです。

 

このように波があったんですよ。

 

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「苦境を乗り越える」ベンチャー・ファイナンスの実際―スマートエデュケーションにおける資金調達の谷(スタートアップ企業のビジネスプラン研究) – INDUSTRY CO-CREATION

 

ちなみに、灰色の部分は単体の課金で、アプリ内で1曲いくら、6曲まとめていくらで売っていたようです。

 

しかし、それでは売り上げが安定しなかったので、定期購読型(月額いくら)に切り替えていったんだとか。

 

それが緑色の部分ですね。そして、月額購読料が増えていったタイミングでなんとか資金調達。危機を乗り切ったわけです。

 

このように、危機を乗り越えたスマートエデュケーション、今はどんな人を募集しているんでしょうか。

 

メンバーは30名ほど

採用サイトを見ると、今はエンジニアを中心に採用しているみたいです。

 

WEBエンジニア|SmartEducation.inc

 

まずは、webエンジニア。こちら、サーバーサイドですかね。言語はPerlとRuby(たぶんフレームワークはRails)。

 

なので、インフラ周りの知識があったほうがいいでしょう。

 

なお、待遇はこんな感じ。

 

給与 600万円〜1500万円 経験・能力を考慮の上、当社規定により優遇いたします。

 

勤務時間 10時~19時 (職種によっては裁量労働制適用)

 

他だと、ネイティブアプリ(側)を開発するエンジニアも募集してます。

 

開発環境は、Unity, cocos2d-x, Objective-CやJava等だそうです。(僕がエンジニア時代、挫折した技術ですね)

 

インターンも募集中

あと、インターンだとプロデューサーやデザイナーの採用をやってます。どっちも有給っぽいので、学生さんはチャレンジしてみましょう。

 

なお、インターンから新卒で入った方もいるようです。意欲のある方はこういうところに早い段階で入っておいて株をもらって、上場まで頑張るとお金持ちになれますね。

 

覚えておきましょう。

ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan)) 次回予告 「花金関係なく記事を書くわたし、問題ガール」